日本市場の回復はいつ?

今週はアメリカの経済指標が堅調なものばかりだったので、ダウは12300ドル近くまで回復した。日経平均は未だ8400円ほど。円とドルの違いはあるが、1.5倍ほどの差をつけられてしまった。リーマン・ショックの前年、2007年まではほとんど同じくらいだったのである。大震災があったとはいえ、市場の回復に随分と違いがある。
日本市場が冴えない元凶は円高だろう。最近はずっと1ドル=80円以下の状態が定着している。逆にアメリカの好調の源はドル安だ。
企業の生産拠点を海外に移すというニュースを聞く頻度がだんだん増えてきた。工場を海外に移転するということは、日本の雇用が減少するということだ。
この円高状態はいつまで続くのか。政府・日銀は本気で是正する気があるのだろうか。明るい兆しはまだ全然見えない。

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