惜しくも4位、ワールドカップ・バレーボール女子

メダルに希望をつなぐドイツ戦ではフルセットの大熱戦で勝利。そして4位以下が確定してしまった後のアメリカ戦でも、実力伯仲のシーソーゲームを制した。
世界ランク現在2位、この大会が終わると1位になるであろうアメリカにストレート勝ちである。
これでなんでセルビアに負けた。なんで中国にまけたのか。どちらかに勝っていれば日本は3位となり、五輪出場権を獲得できたのだ。
それにしても日本チームは大会中、だんだん強くなっていった感じだ。とにかく拾うし、粘る。ベスト・ディガーである佐野の貢献が大きいのだ。
そして江畑や新人の飛躍。江畑は押しも押されもせぬ主砲となったし、今大会から全日本チームに入った岩坂、新鍋が予想外の活躍を見せた。
日本は世界ランク4位で、3敗した相手のセルビアは5位、中国は6位、イタリアは7位である。ランク1位のブラジル、2位のアメリカにはストレート勝ちしているのになんでかと思う。なんとも歯がゆい所だが、他のチームも似たようなことをしたりしているから仕方ないのかもしれない。上位ランクのチームは実力にほとんど差がないのだろう。
今大会の粘り強さを見ると、最終予選で五輪出場権を獲得するのは間違いない。来年のロンドン・オリンピックが楽しみである。

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