先日プロデューサーのジョージ・マーティンが亡くなって、ジョージ・マーティンはビートルズのプロデューサーとして有名なんだけど、「GeorgeMartin InMyLife」というディスクがあちこちのブログなどに登場している。そのディスクのタイトルを見ているうちに、そういえば！と思ってCDラックを調べてみると、新品未開封のこのディスクが出てきたのである。これは小山に越してくる前に手に入れたはずだから、もう10年以上も棚に眠っていたことになる。
確か在庫処分のワゴン売りのものを500円くらいで買ったはずであるが、このブログのために画像を手に入れようとamazonにアクセスして驚いた。廃盤になっていて、中古で7000円～、新品なら24000円もの値段になっているのである。ジョージ・マーティンが亡くなって話題になったので価格があがったのか？前はワゴンで叩き売ってたのに。
しかしそれなら開けなきゃ良かったな。未開封のまま売って、iTunesででも聴けば良かった。
内容はビートルズの曲を色々なアーティストが歌ったり演奏したりというもの。ミュージシャンだけでなく映画スターも。
Come Together / Robin Williams & Bobby McFerrin
A Hard Day’s Night / Goldie Hawn
A Day In The Life / Jeff Beck
Here There & Everywhere / Céline Dion
Because / Vanessa-Mae
I Am The Walrus / Jim Carrey
Here Comes The Sun / John Williams
Being For The Benefit Of Mr. Kite / George Martin
The Pepperland Suite / George Martin
Golden Slumbers, Carry That Weight, The End / Phil Collins
Friends And Lovers / George Martin
In My Life / Sean Connery
ブログ記事を書いたりしながら聴いていて、なんだか映画音楽のようなのが流れてきたなあと思ったら、ジョン・ウィリアムスの演奏だったのが面白い。夜明けや大海原を思わせるような始まり方の Here Comes The Sun だったのだ。ジョン・ウィリアムスはスター・ウォーズやジュラシック・パークなど映画音楽の作曲家である。やっぱりそれ風になるものだ。
最後の曲、In My Life のBGMに乗せてショーン・コネリーがIn My Lifeの歌詞を朗読する、というのも素敵だった。ミュージシャンの演奏ももちろんハイレベルなのだけど、映画スターのパフォーマンスが意外や意外、ずいぶんと素晴らしいのである。ロビン・ウィリアムズ、ゴールディ・ホーン、ジム・キャリー、ビリー・コノリーもいい味出している。
ヤフオクでも3000円前後で落札されているようだけど、聴いてみると、売るのはやっぱり惜しいかな。
