なぜ日本には諜報機関が無いのか?

世界には名だたる諜報機関がいくつもある。アメリカのCIA、イギリスのMI6、イスラエルのモサド、旧ソ連のKGBなど。これらは各国の情報をきちんと集めていて、何か事が起きた時はこの情報がものを言う。
日本にこういった諜報機関があるという話を聞かない。ちゃんとした諜報機関があれば、今回のような尖閣諸島の事件でも、中国がどういう要求をしてくるかわからない、なんていうことにはならないはずだ。情報が無いから、いつも後手後手の対応になる。
情報は大切だ。特に現代のようなグローバルな経済社会では、情報が遅いだけでも命取りとなる場合がある。政治も経済も情報というバックデータが無いと、迅速・大胆な行動ができない。他国に遅れをとるだけだ。
世界中に名の知れるような諜報機関が未だに日本に無いことが、日本政府の能天気さ、戦略の無さを表しているといえるだろう。

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