ついにエアコンを設置した。もう１５年くらいずっとエアコン無し生活だったけど、今年の猛暑はひどいので、エアコン嫌いの家族もエアコンを入れようと言い出したのだ。
購入したのはダイキンのS223ATES-Wという６畳用のもの。ネットで４万２千円くらいと激安だった。古い機種ではなく、空気清浄のストリーマとか内部乾燥機能とか付いている今年の最新モデルである。AN223AESというほぼ同じ物が家電量販店では１１万円で売っていた。半額以下で買えたのだ。
これにはからくりがあって、私が購入したのは住宅設備向けの物。家電量販店では売ってない。業者価格というか卸売価格というか、そういう値段だったのだ。業者がまとめて仕入れてアパートなどに取り付けるというような用途のものだろう。でも性能は家電量販店で売っているものと全く同じである。
取付業者もネットで探して、基本１６５００円。実際の取付けでは別途部材が必要になったので１９８００円かかったが、まあこれは家電量販店で買っても同じようなもの。エアコン本体、送料、取付工事のトータルで６４０００円弱で済んだ。
私の部屋に設置して、部屋の戸を開け放して扇風機も使って他の部屋にも冷気を流すという使い方。６畳用で３０畳近くを冷やすという無茶な使い方だが、うちは部屋をキンキンに冷やすわけではないので、これで十分に機能する。エアコンも特にフル回転するわけでもなく静かだ。
エアコン取付工事の最盛期だったので購入してから取付けまで一週間ほどかかったが、取付後は快適に寝られるようになった。猛暑日のような特に暑い日でもなければエアコンを稼働するのは夕方４時くらいからで、昼間は相変わらず窓を開けて扇風機で過ごしている。
温度の設定は机の上に置いている時計の温度表示で２９．５℃くらい。２９℃を割り込むと肌寒いし、３０℃を上回ると暑く感じるのでこれくらいにしている。あくまでこの温度計ベースの設定であるが、これくらいが快適なのだ。環境省が推奨する２８℃では冷えすぎて調子が悪くなる。今まで一晩中３２℃以上なんていう部屋で過ごしていたせいで、体が暑さに慣れているのかもしれない。
まあとにかく快適になったことは確かなので、エアコンを設置して良かった。後で電気代の請求を見てゲンナリするかもしれないが。
