テンプルとシュラインは単に寺と神社ではなかった

床屋で髪を切ってもらいながらふとテンプル(temple)とシュライン(shrine)の違いについて考えた。もちろん日本ではテンプルは寺でシュラインは神社などである。しかし欧米ではどう違ってくるのか。

家に帰って調べてみると、違いがちゃんとわかった。テンプルは儀式や祈祷(きとう)を行う場所であり、神殿や寺院、聖堂などがこれにあたる。日本の寺はもともと僧侶が集まって修業をする場であり、お経を上げるなど祈祷が行われる。

シュラインは畏敬や崇拝する対象が存在する場所であり、聖地エルサレムなどはシュラインである。日本の神社は神様、御神木、神聖な宝物、偉人、天皇などの御神体が祀られていて、畏敬や崇拝する対象が存在する場所だからシュラインなのである。

単に寺とか神社などとかいうわけではなく、そもそも意味合いは相当違っているのだった。

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