カメラの新機種でも出てないかと思って、久しぶりに価格コムを見て驚いた。コンパクト系は新機種が出るどころか、販売している機種がかなり少なくなっていて、もう出てから何年も経っている機種なのに値段が上がっているのである。
リコーのGR3なんて、発売当初は８万円くらいだったのに、今では１２万である。私が今使っているキャノンのPowerShot G9 X Mark II は販売店登録が無く、中古価格が私が新品で買ったときよりもずっと高くなっている。富士フィルムなんて、販売店登録されている機種がたった１つしかない。
キャノン、ニコン、ソニーの３大メーカーの一眼、ミラーレスはそこそこがんばっているが、低価格のコンパクト系は厳しく、スマホに駆逐されてしまった感がある。高級コンパクトは生き残るだろうとは思うが、値段が上がりすぎてもう買えなくなってしまった。まあ今の所新規導入する必要はないのだが。
カメラを持ってシャッターを押す感じが好きなのと、撮影の際に色々と設定をいじったりするので、今でも写真を撮るのはカメラがメインだ。もちろんiPhoneで撮ることもあるが、iPhoneをはさむように持って画面のボタンをタッチして撮るのはどうもイマイチなのである。スマホもカメラ部分をウリにするなら、シャッターボタンを設ければいいのに。一応ボリュームボタンを押しても撮れるけど、感触が固すぎてあれは使う気になれない。
それにしても、カメラ業界は大変なことになったものだ。オリンパスがカメラ事業を手放したのもむべなるかな。
