神田川

今年は古い日本映画をよく見る。今回は「神田川」。主演は草刈正雄と関根恵子。草刈正雄が細っこい。関根恵子がかわいらしい。若いっていいなと思う。演技はうまいとは言えないけど、若さと雰囲気で魅せる映画となっている。かぐや姫の歌声が懐かしい。

大学の人形劇サークルの巡業先で真(草刈正雄)はみち子(関根恵子)に出会う。神田のアルバイト先で偶然再会した二人はデートを重ね、いつしか同棲することに。しかしエリート公務員の真の兄に別れを迫られ....。

見ているうちに自分の学生時代や、昔付き合った娘をを思い出したりする。懐かしさが蘇る。しかし最初のうちは微笑ましく観ていられるのだが、ストーリーがあまりにチープで、途中からバカバカしくなってしまう。関根恵子だけが魅力的な映画。

1974年、出目昌伸監督

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