郷愁の新潟

割りとよく引っ越しをしていた方なので、故郷という土地を持っていない。ある時期そこに住んでいたという場所はいくつかあるけど、幼なじみが沢山いて、地縁のある土地というものがない。

そういうわけで、今でも郷愁を覚える土地は学生時代を過ごした新潟市である。色々あって休学もしたりしたので、7年近く新潟で過ごした。部活動で一緒に過ごしたり、徹夜でマージャンをしたり酒を飲んで語り合ったりした友人たちが懐かしい。冬になると一面真っ白な雪景色になってしまうのも懐かしい。

もう一度繰り返したいかといえば、それはちょっとしんどいけれど、それでも想い出の中では楽しく輝く日々なのだ。

青春=新潟と言えるかもしれない。もちろん楽しい想い出だけではなく、つらいこともあったわけだけど、それでも人生で一番思い出深い、光り輝く時代だった。

だから時々無性に新潟に行きたくなる。実際、卒業してから何度も訪れているのだけど、何年かするとやっぱりまた行きたくなる。懐かしい通りを歩きたい。お気に入りの店に入りたい

今度はぜひ冬に行きたいと思う。雪の積もった冬に行きたい。

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