経済の先行きは牛歩のごとく

春先には年末の日経平均が18000円になる、いや20000円だなどと威勢のいい声も多く聞かれたが、それはもうかなり難しい状況になっている。みんなが高値を信じるとき、そのときがまさに昔から言われるようにピークだったわけで、そこから急落後、未だ春先の最高値を抜くことができないのだ。

日本経済は割りと堅調に回復しているようだけど、ヨーロッパはまだまだだし、中国は底をつけたといってもかなり怪しい状況だ。アメリカも堅調ではあるものの、伸び率は低調で雇用もなかなか回復しない。

グローバル化した経済では、日本だけ好調ということにはなかなかならないから、世界的に回復に向かわないと日本の株価の上昇も限られると思われる。特に中国の先行きが不安な状況なので、中国次第という面もあるかもしれない。

アベノミクスによる経済回復、株価上昇が始まってそろそろ1年が経つ。1年前と比べれば、それはもう随分といい状態なのだけど、欲を言えばもう一段の回復・上昇を望みたいし、年度末に日経平均が18000円くらいになるといいのにな、と思ってしまうのである。

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