ノンシリコンのシャンプーを使っている

以前シャンプーは「アジエンス」を使っていたが、一昨年くらいにマイナーチェンジした際に香りが変わってしまい、耐えられなくなったので使用中止。その後は「TSUBAKI」にしてみたもののどうもイマイチなので、ネットであれこれシャンプーを調べているうちにノンシリコンシャンプーの存在に気が付いた。

ノンシリコンのシャンプーとはどういうものか。その前に普通のシャンプーの洗浄成分であるラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naについて知らなければならない。

ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naは石油系洗浄剤で、泡立ちが良く強い洗浄力があり、しかも安価なので一般のシャンプーに良く使われている成分である。脱脂力(油分を落とす力)が強くさっぱりと皮脂や汚れを取り除くことができるのだが、頭皮から皮脂を落としすぎることにより頭皮が乾燥してしまい、また毛髪の油分も奪われてパサパサになってしまう。
結果的に髪の毛が軋(きし)んでしまうので、それを補うためにシリコン(成分表示にはジメチコンと書いてある)が使われる。シリコンで髪をコーティングして軋みをカバーしているのだ。

そもそも強すぎる洗浄成分であるラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naを使わなければ、シリコンを配合する必要もない。ノンシリコンシャンプーというのはラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naを使ってないシャンプーということなのであり、シリコンを使ってないことが重要なのではなく、ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naを使ってないことが重要なのだ。

ノンシリコンを謳っているシャンプーはアミノ酸系や植物性の洗浄成分が使われていて、石油系の洗浄成分より洗浄力は劣るが頭皮や毛髪には優しい。

その辺のことがわかったので、今はベーネコスメティックの「ピュアナチュラル」というシャンプーを使っている。500mlで1000円前後とちょっと高目だけど、使用感はなかなかいい。シャンプーのみでリンスは使っていないが、指通りも問題ない。ラベンダーの香りが多少きつめなところもあるが、当面はこれを使っていくことになりそうだ。

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