運命のボタン

心理サスペンス映画かと思って見たのだけど、サスペンス的なのは途中までで後半はオカルトのようなSFのような変な感じになってくる。てっきり主人公の葛藤がテーマなのかと思っていたが、それも一部あるにはあるのだけど、なんだかがっかりな作品だった。

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ある日ルイス夫妻(ジェームズ・マースデン、キャメロン・ディアス)の家に奇妙なボタン装置が届けられる。翌日訪ねてきたスチュワート(フランク・ランジェラ)と名乗る男は、24時間以内にこのボタンを押すと100万ドルを差し上げるが、その代わりに2人の見知らぬ誰かが死ぬことになると言うのだ。ボタンを前に思い悩んだ2人は....。

途中まではサスペンス特有の緊迫感ある展開なのだが、SFチックになったとたんに気が抜ける。急に話が安っぽくなるのだ。これといって話が面白いわけでもないし、まあ言いたいことはわかるのだけど、イマイチ乗れない映画である。2009年、リチャード・ケリー監督。

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