アップルの四半期純利益が約1兆円

アップルの1~3月期の純利益が9400億円と1兆円近い数字だった。売上ではなく純利益がである。売上は約3兆円。年間ベースで考えると純利益は約4兆円、売上は12兆円ということになる。なんともすごい数字。しかも利益率が非常に高い。日本の製造業だと利益率は3%前後というところだが、アップルはその10倍をたたき出している。株式の時価総額も全米1,2を争う規模になっているし、なんともすごい会社になってしまった。私がmacを使い始めた頃はあわや倒産かという時期もあったのだけど、全くもってその頃からはとても考えられない企業になってしまったのだ。
アメリカではどうだか知らないが、十数年前の日本ではmacはわかっている人だけが使う感があった。巷にあふれているウィンドウズ機と違い、違いの分かる人の道具という感じだったのだ。その頃のウィンドウズはまだあまり洗練されてなく、macとは使いやすさに格段の差があった。だからこそmacを使い始めたわけであるが、私も周りでも保守的な人が多く、シェアが多い、会社で使っているというような理由で使いにくいウィンドウズ機を使い続ける人が大半だった。そもそもアップルという名もmacも知らない人が多かった。
それが今やこの状況だ。アップルを知らない人はほとんどいない。電車に乗るとあちこちでiPhoneを使っている。iPadを出している人もいる。iPodで音楽を聴いている。とってもメジャーな会社になってしまったのだ。
もう20年近くmacを使い続けているのでアップルが躍進するのはうれしいのだけど、うちらのアップルがみんなのアップルになってしまったのがチェッという感じ。

画像

1件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。