DVDより地デジ放送の方がきれいだった!

テレビの放送を録画した映画と、同じタイトルのDVDを見比べてみると、録画した方が断然きれいである。映画は10年ほど前の作品。アナログの時代はDVDの方がきれいだったのに逆転してしまった。ごく最近の作品だとそんなに差はないのだけど、古い作品は差が目立つ。
DVDの解像度は720×480、地デジは1440×1080なのだから当然なのだけど、こうなるとDVDを持っているのもなんだかバカバカしい。以前から少しずつ処分してはいたのだが、レンタル屋においてなくてどうしても手元に置いておきたいもの以外は、すべて処分してしまおうと思う。
テレビ放送がアナログからデジタルに変わったことによる副産物というか被害というか、DVDをたくさん持っている者にとってはまったく困ったことだ。ずっと楽しめると思って購入したのに。今はまだいいが、この先4Kテレビ(現在のフルハイビジョンの4倍の解像度)が主流になったりしたら完全にアウトだ。
SACDが出てもCDは生き残ったが、映像の方は今後大画面化、高精細化が進むとDVDの視聴はますますつらくなる。持っていても意味がなくなる日は意外と近いかもしれない。
ちなみに業者にまとめて引き取りを依頼すると1枚50円程度にしかならないようだ。安くレンタルできるので中古はあまり売れないとのこと。手間がかかって面倒だけど、オークションで売った方が良さそうだ。

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