覚醒剤の再犯は当たり前だ

覚醒剤の使用で執行猶予中の小向美奈子が、また同じような容疑で海外逃亡しているというニュースを各局盛んにやっている。こういう事態に驚いたというスタンスだが、果たしてそんなに驚くようなことだろうか。
覚醒剤は再犯が当たり前だと思うし、事実再犯率が高い。それは自分の行動に置き換えてみればよくわかると思う。
例えば甘いものは太るから食べないようにしよう、と思ってもなかなかやめられない。ついお菓子などを食べてしまう。タバコは体に悪いからやめようと思っても吸ってしまう。お酒はひかえようと思っても飲みたくなってしまう。ゲームやりすぎだなと思ってもまたやりたくなる。
おいしいと思ったり、楽しいと思ったことはまた繰り返したくなるのが当然なのだ。脳科学的に言うと(某番組風)脳内に快感物質のドーパミンが出るからなのだ。
覚醒剤で快感を覚えると、お菓子や酒、タバコと同じようにまた欲しくなって当たり前なのである。だから再犯となる。
覚醒剤を絶つには長期的、強制的な取り組みが必要だと思う。覚醒剤で逮捕された者は全員専用施設に隔離して、1年でも2年でも療養を行うべきだ。ほとんど再犯するのだから執行猶予なんてムダだし、本人にとっても早く更正できていいだろう。
自分だけで覚醒剤(お菓子、タバコ、酒なども)をやめるには鋼鉄の意志が必要で、それは一般的に持ち合わせていないのが普通なのだ。

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