3Dじゃないけど、アバター

今頃やっと「アバター」を見た。もうだいぶ前からレンタル100円になっていたので、もっと早く見ても良かったのだけど、尺が長いのでなんだかんだ後回しにしていたのだ。
家のテレビで見たからもちろん3Dではない。それでも意外と面白かった。もともとSF好きでなので、こういった話は好みである。色んな映画から持ってきたようなシーンが多いような気もしたが、ダイナミックできれいな画面に免じて許す。
主人公ジェイクは惑星パンドラに到着して冬眠装置から目が覚める。彼の任務はアバターとリンクして先住民ナヴィの部族に潜入することなのだ。ナヴィの神木の下には高価な鉱石の巨大な鉱床があるのだ。
アバターとは、青い肌のナヴィと人間のDNAを掛け合わせて創られた肉体なのである。ジェイクとアバターがリンクしてナヴィの部族に溶け込んで行くにつれて、これはいずれアバターの方に100%移行してしまうんだろうなという気がしてくる。どの時点で、どのような方法でやるのだろうということがその後ずっと気になって、リンク装置の取り扱いなどについハラハラしてしまう。
主人公があまり追い込まれるのは見ていてしんどいけど、この作品はほどほどのピンチなので気が楽だ。また軍の隊長が”典型的軍隊バカ”みたいな悪役振りなのも、勝利の爽快感を増している。
それにしても、ミシェル・ロドリゲス(ヘリの操縦士役)が最後まで生きているとこを見たこと無いな。
2009年、ジェームズ・キャメロン監督作品。

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