音場は「おんば」?、それとも「おんじょう」?

音場は「おんば」と読むそうだ。「おんじょう」ではないらしい。これは「場(ば)」がfield(フィールド)を表すからなのだそうだ。磁場(じば)、重力場(じゅうりょくば)などと同じ、場(ば)の概念を表す言葉なのである。

オーディオでは、立体的な音場とか広い音場などと言ったりして、比較的よく聞く言葉である。ポピュラーな用語なのであるが、実際のところ「おんば」というより、「おんじょう」という人の方が多い気がする。立体的な音場の表現を得意とするスピーカーを、音場型スピーカー(おんじょうがたスピーカー)と呼んでいたし。

磁場や重力場の例をあげると、なるほど音場(おんば)だなと納得できるが、そういう理屈を知らないと音場(おんじょう)と言ってしまっても仕方がない。特にオーディオでは「演奏会場の雰囲気を再現する」とか言ったりするから、会場と似たような語感の音場(おんじょう)と言いやすいと思う。

そして、日本オーディオ協会のホームページには、「音場 Sound Field」読み方:オンジョウと書いてある。
https://www.jas-audio.or.jp/glossary/post3081

どうやら、科学的には「おんば」で、音楽的には「おんじょう」と読むのが正解のようだ。この言葉がどういう状況で使われているかで、読み方を変えるといいのだと思う。こういう日常的ではない、専門的な用語の読みは特に難しい。

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