3.11のことをすっかり忘れていた

昨日からテレビのニュースやワイドショーなどで、ちょいちょい福島の話題をやっているなと思ったら、3.11だった。ロシアのウクライナ侵略で、3.11のことをすっかり忘れていた。

東日本大震災からもう11年である。死者・行方不明者は18000人以上。あのときに感じた揺れは生涯最大のものだったし、テレビで見た津波の映像は忘れられない。一晩中停電で暖房も使えなかったのも初めてだ。

11年経っても、原発の廃炉処理はあまり進んでいるように見えない。メルトダウンしたデブリもまだ取り出せずにそのままだ。私が生きているうちに廃炉処理が完了することはなさそうである。

しかしロシアのせいで、原油とガスが世界的に供給不足となる。日本の電力は火力発電が主力であり、燃料不足による発電量の低下を避けるためには、不安要素があるにしても原発を再稼働して使わざるを得ないだろう。将来的に再生エネルギーを主力にするとしても、すぐには間に合わないのだからどうしようもないのだ。原発全廃を目指していたドイツも方針を転換した。

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