テレビを見なくても困ることは何もない

秋田の友人Mは、私が栃木県の感染者数を知らないと言ったら呆れ返っていた。また以前には、ネットのニュースばかり見ていないで、テレビのニュースを見ろと言っていた。しかし私からすれば、そんなことをテレビで毎日チェックする必要はサラサラない。毎日ニュースを見て感染者数を確認するのが当たり前だと思っている方がどうかしているのだ。ニュース番組に完全に毒されているか、頭が硬直化しているとしか思えない。

栃木県の人口約200万人のうち、感染者数が50人だろうが100人だろうが同じこと。微々たるものである。新型コロナに感染するのは宝くじに当たるようなもので、宝くじがなかなか当たらないのと同じように、新型コロナに感染するのは非常に難しい。感染しようと思ったって簡単には感染できないのだ。知り合いにも感染者は1人もいない。

テレビばっかり見ているから、毒されて考えも硬直化してくるのだろう。テレビを持たない若者も増えているというのに、テレビのニュースを見るのが当たり前だと思っている。テレビは老人のメディアになりつつあるというのに。

一日に何時間もテレビ番組を見る人は、他にやることがなくてヒマ過ぎるからなのだ。年老いた私の母もテレビがお友達である。寝ているかテレビを見ているかのどちらかだ。

思えば学生の頃はほとんどテレビを見なかった。見る必要もないし見たいとも思わなかった。他にやることがたくさんあったからである。テレビを見ているヒマはなかった。バリバリ働く壮年期も、やはりテレビを見るヒマはほとんどないはずだ。毎日いくつもニュース番組を見る、なんてのはヒマ人か老人なのだ。

そういえば足利の友人Yはテレビを持っていない。私も学生の頃や仕事が忙しい頃はほとんどテレビを見なかった。テレビを見なくても困ることは何もない

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