トリチウム水は堂々と放出すれば良いのだ

福島第一原発のトリチウムを含んだ処理水を海洋放出する件について、あちこちから批判があるようだが、トリチウム水の海洋放出は世界中の原発で日常的に行われていることであり、何も日本だけが批判されるいわれはない。しかも世界で決まっている基準値から大幅に低い値まで下げて放出するというのだから、問題は何もないはずだ。

特に中国韓国は表立って批判しているようだが、両国の原発は昔から今に至るまでずっとトリチウム水を出し続けているわけである。自分たちは出しているのに他所の国の放出を批判するという感覚が理解できない。なんとも身勝手な国である。

トリチウムなんていうとなんだか怖そうな気がする人もいるのだろうが、処理水に含まれるトリチウムは極々わずかな濃度である。海洋プラスチックの方がずっと濃度も高く量も多いのではないだろうか。

また福島第一原発の事故のときも、テレビで関東などの放射線レベルを毎日伝えていたが、あんなあるかなきかのわずかな放射線なんて、そもそも何の影響もない。うちの弟はタバコを吸うくせに、あのわずかな放射線に大騒ぎしていたが、タバコの方がはるかに有害だ。

トリチウムも放射線もレベルの問題であり、低レベルのトリチウムも放射線も、もともと自然界に存在しているものだ。もともと存在しているレベルのものを放出しても、何も変わらないのである。マスコミもそういったことをきちんと説明するべきで、ただネガティブな報道ばかりで視聴率稼ぎに走るのは、いつものことだがあきれるばかりである。

あんな低レベルのトリチウム水なんて、堂々と放出すれば良い。IAEA(国際原子力機関)も国際的慣行に沿ったものだとして認め、廃炉作業が進むとしてむしろ歓迎している。タバコを吸ったり、甘いものや脂っこいものを食べたり、夜更かししたり、大酒飲みだったり、何時間もスマホを見続けたり、普段はるかに体に悪いことをしているくせに、わずかばかりのことに大騒ぎをする馬鹿者は放っとけばいいのだ。

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