この間、全日本体操選手権の種目別鉄棒を見たら、なんだかすごいことになっていた。この前のオリンピックのときはカッシーナという技が難しい技の代表のようで、それを単独でやるだけでも息を呑んで見守るという感じだったのだけど、今やカッシーナとコバチを連続してコンビネーションとして行う時代になってしまったのだ。
そしてG難度のカッシーナよりさらに難しいH難度のブレットシュナイダーという技もボチボチお目見えするようになってきた。ブレットシュナイダーというのは、鉄棒を飛び越えながら後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりをする。しかもそれを抱え込みでなく伸身でやる選手もいる。伸身でやるとI難度だそうだ。
演技の高度化は果てしない。