ドン・キホーテが再出店!

下野新聞によると、ドン・キホーテが小山に再進出するらしい。昨年8月、小山駅前のロブレビルからイズミヤが撤退したのに伴い、ドン・キホーテも閉店した。ドン・キホーテは続ける意向だったらしいが、ビルの所有権をイズミヤから無償譲渡された小山市と条件が折り合わなかったということ。小山市としては、ドン・キホーテがあった場所にスーパーを入れるつもりだったらしい。


ところが1年以上経った今でもロブレビルはガラガラのまま。テナントとして入れる予定だったスーパーも入っていない。まあ当然だろう。主婦はあんな場所に買物に行かないと思う。日々の買物には行きづらいのだ。駐車場は有料の上、ビルのタイプだし。女性は自走式のビルタイプ駐車場は嫌いなのだ。メインターゲットの客が来ないとわかっているのに出店するスーパーなど無い。

しかし意外にも来年3月のオープンを目指してドン・キホーテと小山市で交渉中ということなのである。ドン・キホーテのメインターゲットは主婦ではないから場所的には問題ないし、そもそも去年の時点で続ける意向だったから出店しても不思議はないかもしれない。昨年のイズミヤ撤退以降ずっとガラガラ状態のロブレビルだから、これはいいニュースである。再開する店舗は以前と同じB1Fと1Fとのこと。ドンキが入って客足が増えると、他のテナントもいずれ入ってくるだろう。

ただこの経過を考えると、追い出した小山市の思惑通りに行かず、どこも出店してくれないので仕方なくドンキに頼んだという線が濃い。こうなると当然賃料は値切られるだろうし、結局必要のなかった撤退にかかった費用の補償ということも考えれる。小山市としては1年半の賃料収入をふいにしたばかりか、恐らくこれまでよりも低い賃料にしなければならないのだ。お役所の経営センスの無さには呆れるばかり。

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