朝食を食べに広間に行くと、テーブルにはガラスのフタが付いたお重?のようなものが。
開けるとこんな感じ。
この他に豆乳鍋などもあって、普段朝飯を食べない私には多すぎるほどである。
朝食の後フロに入ってから宿を出て、桔梗信玄餅で有名な桔梗屋の工場に行く。ここで桔梗信玄ソフト(黒蜜がかかっていて、信玄餅が乗っている)を食べて、お土産を購入。
次は昇仙峡へ。奇岩や幽山深谷などの渓谷美が見られる観光スポットである。時期的に紅葉にはまだ早く、緑が深い。車を市営駐車場に停めて歩く。
コスモスは咲いている。
どでかい水晶。ピンクのはきれいなので、小さいのを買おうかなとつい思うが、数十年前に買った紫水晶を結局処分したのを思い出して我慢。
緑に囲まれた遊歩道が続く。気持ちがいいが登りなので疲れる。
奥に行くと若干色づき始めている模様。
正覚坊という名の奇岩。
緑が爽やかで、景色を見ながらゆっくり散策するにはいいところである。靴はスニーカー等でないとちょっときびしい。
昇仙峡から昨日行ったほったらかし温泉のふもとまで戻って、昼食はほうとう。「歩成」という店である。何かの選手権3連覇と看板に書いてあるのを昨日見つけて、ここにしようかと話していたのだ。
豚肉のほうとう。ずいぶん久しぶりだ、ほうとうを食べるのは。なかなかおいしい。
甲府鳥もつ煮も注文。普通のもつ煮とは違って、腸などの部位はなく、ほとんどレバーばかりで、照焼風である。煮込みではない。これはこれでまたおいしいものだ。ビールでも飲みたくなる。店は居酒屋風でかなりにぎやか。
観光の最後はワイナリー。宿でもらった割引券があるマルスワインを探して行ってみると、なんと宿のすぐ近くだった。それなら今朝最初に寄ればよかった。ちゃんと確認しなかったのが失敗。
入場料などは特になくて、壁の蛇口からごく小さなカップについで試飲できる。どれも割りとおいしいからつい買いそうになるが、よく考えるとワインはそんなに飲みたいわけでもないからやめておく。ワイン好きの友人が3本購入。
壁の蛇口からぶどうジュースも飲めるようになっていて、ワインもおいしいけどぶどうジュースもおいしので何度かお代わりした。あとでよく調べてみると、宿の朝食時に牛乳などと一緒に用意されてあったようだ。朝たくさん飲めばよかった。
帰り道に昨日と同じ道の駅に寄ると、気のせいか少しだけ紅葉が深くなっているような。
夕飯は足利市のマンジャーレでベーコンときのこのパスタ。この店はテントのような変わった外観で、ここに来るのは25年ぶりくらい。立地があまり良くないと思うけど、よく続いているなと感心する。