ジョー・ブラックをよろしく

つい夜中まで映画を見てしまった。「ジョー・ブラックをよろしく」。11時近くになって見始めたのが間違いだった。180分もの長尺なのに。しかし面白いので途中でやめられない。以前に見たことがあるし、1時間ほど見て後は明日と思っていたのだけど。

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ブラピとアンソニー・ホプキンスの映画だけど、ヒロインのクレア・フォーラニの演技力が実は高い。表情での感情表現が実に巧みだ。こんなに演技力が高いのに、後の作品に恵まれていないのがとても残念である。一般ウケするわかりやすい美人だったら、もっと活躍の場が広がったのかも。

死神ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)が死期の近い大富豪パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)の元を訪れ、死ぬまでの短い間、パリッシュの案内で人間界の見学をする。パリッシュの娘スーザン(クレア・フォーラニ)とジョー・ブラックはいつしか愛し合うようになり....。

荒唐無稽な内容だけど、しっとりとしたいい感じの作品なので結構気に入っている。こういう静かな作品を落ち着いて見るのはいい。サスペンスやアクション映画は緊迫感があって疲れるから、最近は敬遠するようになった。
1998年製作、マーティン・ブレスト監督

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