年を取ったら身軽になりたい

年は取る、いつかは死ぬ、ということが正しく認識できると、物事にあまり執着がなくなるのではないだろうか。いつまでも強欲だったり、物やお金に執着したり、ずっと生きていたいと思っている人は、このことがちゃんと理解できていない、あるいは目をそらしているのだろう。

人生の後半に差し掛かったら執着を捨てよう。欲張っても仕方ない。あの世には持っていけないのだから。物は増やさない。コレクションは徐々に処分する。お金は使って、残りそうなものは行き先をちゃんと決めておく。

シンプルな暮らしを心がけて物を減らしていけば、スッキリと身軽になることができる。莫大な荷物を残して死んだら、残った親族が処分に苦労するだけだ。大事なコレクションも、当人以外にとってはゴミ同然。

これはもう捨てよう、これは処分してもいいかな、などと考えて自分の荷物を点検することは意外と楽しい。身の回りがどんどんスッキリしていく。本は読んだら捨てる。服は1枚買ったら1枚捨てる。ずっと聴いていないCDや見ていないDVDも処分する。引き出しの中、押入れの中にも不要品がいっぱいだ。

オモリを少しづつはずして身軽になろう。

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