ラオックスの路線変更は当たるのか

ラオックスといえば秋葉原を拠点にパソコンその他電化製品を売る会社というイメージだった。しかし近年、ラオックスは家電店というよりは免税店としての営業が中心となっていて、国内の店舗は免税店ばかりである。


ラオックスは数年前に経営危機に陥って中国の蘇寧電器集団の傘下に入り、現在は経営立て直しの真っ最中というところである。その過程で、以前の家電販売中心のスタイルから、国内は免税店を中心として、中国では家電店の販売網を広げるという経営方針になっているようだ。

ところで今年日本を訪れる観光客は、政府の目標である1000万人を上回ることが確実となった模様である。観光客が増えるということは、自動的に免税店の客が増えるということだ。ラオックスの路線変更は、政府方針と相まって当たりつつあるのかもしれない。

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