タイガーはやっぱりスターだった

今回の全英オープンでは終始追う立場、3位~5位をずっとウロウロしていたのだけど、トップを走る選手よりずっと多くの時間テレビ画面に登場していた。スキャンダルもあったし、もう何年もメジャータイトルを獲っていないけれど、痩せても枯れてもタイガー・ウッズはやはりスターなのだ。
そもそも解説もタイガー中心だ。見ている方もそうなのだが、タイガーが追いついて優勝するかどうかが興味の的になっているのである。話題の中心はいつもタイガー。スター健在なのだ。
最終日前半でタイガーがトリプルボギーを叩いたときはてっきり終わったと思ったが、その後じわじわバーディーを重ねて、12番ホールではいつの間にか2位浮上。ひょっとして?と思ったものの追撃もここまで。あとはボギー連発で優勝争いから脱落していった。
トーナメントリーダーのアダム・スコットは3日目までの貯金が効いて逃げ切りかと思われたが、15、16、17、18の上がり4ホールをまさかの連続ボギー。先にホールアウトしていたアーニー・エルスに優勝が転がり込んだのだ。
18番ホールのパーパットをはずしてしゃがみこんでしまったアダム・スコットが印象的だった。タイガーは結局3位タイに食い込んだ。
それにしても日本人選手はいつものごとし。予選で半分以上脱落し、3日め4日めでシューンと消えていってしまった。

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