大改造!!劇的ビフォー・アフター

依頼主に泣いて喜ばれる仕事はそうは無い。その数少ない仕事の1つがリフォームを手がける建築設計である。テレビ朝日の「大改造!!劇的ビフォーアフター」を見ていると、依頼主が泣いて喜ぶ場面を多々見る。
長年の不便が解消された、信じられないほど美しく使いやすくなった、年をとったり障害を負った体に優しい構造になった、など涙をこぼしてとても喜ぶ。これだけ感激されると、請け負った方もやりがいがあるというものだろう。
依頼主の家族の生活習慣や将来の変化なども考えてよく工夫してある。ちょっとこれはどうかなというのもたまにはあるが、総じて配慮が行き届いている。コストとの兼ね合いの中で、実によくできたリフォームなのだ。依頼主が喜ぶのも当然といえば当然だ。
ニュースでときどき悪質リフォームを報じたりしているが、良心的なリフォームを行う設計事務所にアクセスしやすい仕組みがあるといいのではないかと思う。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。