自分へのご褒美、なんて

「自分へのご褒美」という言葉が嫌いである。
自分へのご褒美にバッグを買ったとか、服を買ったとか、旅行に行ったとかいう話をよく聞く。
褒美というのは、本来他者から良い仕事をした、良いことをしたというようなことを評価されてもたらされるものである。自分で自分に褒美を出すというのは、自分はよくやったと自分で思っているわけであり、その自画自賛的なところ、また買い物に対する言い訳的なところがとても鼻につく。
自分へのご褒美に~、という言葉を巷で聞くと寒気がしてしまう。あのなんとも都合のいい言い方はなんとかならないものか。はやく滅んでもらいたい言葉のひとつである。

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