燃えよドラゴン

アチャーッ!!
この映画のヒット後、巷でさんざん聞いた雄叫びである。ペンシルケースを2つチェーンなどでつなげて即席ヌンチャクを作り、振り回す姿もよく見られた。
当時ブルース・リーは大人気だった。今でもファンはとても多い。独特の発声、クールな表情、鍛え上げた肉体、カンフーの技など魅力となる要素がとても多いのだ。世はドラゴン・ブームとなり、数々の亜流ドラゴン映画も作られた。
本作ではブルース・リーが敵の本拠地である小島に潜入し、スパイ活動の後、雄叫びと共にヌンチャクを振り回して並み居る敵を次々となぎ倒していくわけだが、やはりアクションシーンが一番の見所で文句なく面白い。敵の親玉も拳法の達人で、しかも鉄の爪をつけて戦う。鏡の間での戦いなどちょっと面白いシチュエーションもある。ブルース・リーの魅力に触れるには、まずこの作品から入るといいのではないだろうか。
1973年/香港・アメリカ。ロバート・クローズ監督。

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