ポルナレフからのフレンチ続きでもう1人。フランソワーズ・アルディ。
アンニュイな気分の混じった歌声だが、そのサウンドのせいか透明な感じのする曲が多い。まるでサラサラと水が流れていくような、実体がないような。パワーが出るとか、ふつふつとヤル気がわいてくる、というような音楽ではない。でも静かに落ち着いて聴いていられる。
「もう森へなんか行かない」という曲はテレビドラマの主題曲になったこともある。
70年代頃までの曲は上記のようなイメージなのだが、80年代以降は曲調が変わってしまったようだ。しかも現在取り扱いがあるCDは最近のものばかりなので、残念ながらオススメのディスクはない。
廃盤だが、写真のものが中古であれば聴いてみてほしい。ベスト盤である。