宇宙について1

宇宙について少し興味がある。
宇宙の始まり、成り立ち、現状などについてその方面の本を読んでみるととても面白く、またその単位の巨大さに呆然としてしまう。1万年とか1億年はごく当たり前の数字だし、星の大きさにしても地球の千倍、1万倍などザラ。今地球で目にする星の光は、地球に届くまでに1万年、1億年かかっていたりするのだ。ということは、今見ているのは1万年前の光、1億年前の光なのである。
ちょっと凹んでいるときなど、宇宙のことを考えると悩みなどとてもちっぽけに感じられて、落ち込んでいることがばからしくなるくらいである。
それにしても宇宙には謎が多い。
アメリカでベストセラーになったリサ・ランドール博士の「ワープする宇宙」がようやく翻訳されて日本でも発売された。5次元宇宙その他をできるだけ平易にわかり安く書いてある本である。宇宙飛行士の若田光一さんがランドール博士にインタビューする様子をNHKで放映したから、ご覧になった方も多いかと思う。
宇宙について今一番ホットは話題は、その5次元宇宙論とダークマター、ダークエネルギーなのだ。

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アマデウス

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。これがモーツァルトのフルネームで、この映画はモーツァルトを描いた物である。といってもお堅い作品ではない。むしろモーツァルトの破天荒な態度、生活を赤裸々に描写して、さらにきれいな映像たっぷり、美しい音楽たっぷりのとても楽しい映画に仕上がっている。でもこのモーツァルトの笑い方、こんな風に描いていいのかね。どこからも抗議が来なかったのだろうか。
映画は宮廷音楽家サリエリの告白という形で進む。サリエリは誰よりもモーツァルトの才能を認め、羨み、またあらゆる妨害をするという複雑な心情の人物で、狂言回し的な位置づけ。モーツァルトはザルツブルクからウィーンにやってきて宮廷音楽家としてデビューする。華々しい成功とその後の苦難、宮廷、貴族生活、音楽制作、死に至るまでのミステリーなど内容は盛り沢山だ。
演奏会の場面、オペラの場面なども素晴らしい。やっぱり音楽がいいからだろうか、思わず見入ってしまう。登場人物の昔の衣装もとてもきれい。
ストーリーが面白いだけでなく、数々の名曲、オペラの舞台のハイライトが楽しめる、とてもお得な1本なのだ。超オススメ!
1984年製作。ミロス・フォアマン監督。

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川治ダム

先週「もしもツアーズ」を見ていたら、先月行った川治ダムが出てきた。なんとこのダムは関東一の高さを誇るのだそうだ。40階建てのビルくらい、高さ140mである。どうりででかいと思った。
水陸両用バスに乗ってこの川治ダムや川治湖を周遊するツアーがあって、道の駅湯西川温泉を出発し、川治ダムを見学した後にバスで川治湖に突入する。バスで湖に入るのは不思議な感覚らしい。また川治ダム見学では、ダム中腹の点検用通路(高さ80m)を歩くことができるそうだ。私はご免こうむるが。
ダムの脇には資料館と土産物店がある。私達が行ったときはあまり人もいなかったけど、紅葉最盛期や新緑の頃にはそれなりに観光客が集まるのだろうか?
ダムの写真をもう1度アップしておく。

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ペイトリオッツ勝つ

アメリカンフットボールAFC前半戦の山、レギュラーシーズン最大のビッグゲームと言ってもいいニューイングランド・ペイトリオッツ対インディアナポリス・コルツの全勝対決は、ひいきのペイトリオッツが辛勝した。ヤッター!
2002年以降3度もスーパーボウルを制したペイトリオッツ、昨年のスーパーボウル覇者コルツの対戦である。始まる前からもうワクワク。
コルツは以前ペイトリオッツに全く勝てなかったのだが、ここのところペイトリオッツに3連勝しているので心配だったのだ。
試合はコルツのリードで進み、第4クォーター残り約9分で10対20と10点差で負けていた。流れからもこりゃ今日はちょっとダメかもと思ったけど、そこから怒濤の反撃。タッチダウンを2つ奪って24対20と逆転してくれた。
クォーターバックのトム・ブレイディはとても安定している。
全勝対決を制したペイトリオッツはプレーオフ出場確実。今年はぜひスーパーボウルまで進んで欲しいものだ。

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箱根旅行2

4時過ぎに友人の会社の保養所に着いてさっそく温泉に。白濁したちょっと熱めのお湯で芯から暖まる。のんびり湯に浸かってマッサージチェアなど使っていると、もう夕食の時間。ビールを飲みつつすき焼き鍋と格闘なのだ。とてもおいしかったのだが、肉を大量に頼みすぎて、しかも締めのうどんまであったから最後は押しつけ合いになってしまった。
翌日はまず大涌谷へ。あちこちから湯気がもうもうと噴き出している。外国人の観光客が多く、欧米とアジアが半々くらいだろうか。みんな揃って富士山の写真を撮っているのがなんか面白い。最初雲で見えなかった富士山もなんとか見ることができた。温泉でゆでた黒たまごを食べて次は仙石原へ。
通りすがりに見たことはあるのだが、仙石原の一面のすすき野に分け入るのは初めてである。逆光で見るとキラキラしてきれいだ。
すすき野近くの「よもぎ屋」でよもぎの団子を食べた。
http://www.hakone-hoshino.jp/pages/yomogi.htm
それから箱根湿生花園に寄り、箱根湯本駅周辺でおみやげを買って帰宅。この時期、湿生花園にはほとんど何も咲いていなかったのだが、人影もまばらで、林の中の木道を歩いてのんびりできた。
箱根の紅葉はまだまだ。今週末くらいから色づくかも、という程度。

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箱根旅行1

日曜・月曜と一泊で箱根に行って来た。友人の新型インプレッサに乗って、中央道から山中湖経由で箱根入り。
インプレッサはすごく良くなった。まず乗り心地がいい。路面の荒れによる突き上げが少なく、どっしりしているというか、このクラスにありがちなカタコトした感じがない。静粛性も十分である。130kmで高速を走っていてもうるささを感じないし、後席の人とごく普通に会話できた。4人乗車でも山道をがんがん登って行くし、とても1500ccの車とは思えなかった。
1時前くらいに富士吉田市に着いて、うどんで昼食。富士吉田市にはうどん屋が60軒以上あって、「吉田のうどん」と言われる名物になっているのだ。どこにしようか迷ったが、道の駅富士吉田近くの「ほり端うどん」で肉うどんを注文。太めのもちもちした麺で、具は肉、キャベツ、ねぎ、油あげ。なかなかおいしい。しかも400円と安い!
http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2002
山中湖周辺の紅葉は色づき始めという感じで、一部赤くなっているものもある程度だった。

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スペース・バンパイア

はっきり言って相当変な映画である。題名の通り、宇宙物と吸血鬼物(この映画の場合、血ではなく生気を吸い取るのだが)を混ぜたような代物で、あまり誉められるような内容でもない。けれども、このヘンテコなストーリーに妙に惹きつけられるのだ。それとマチルダ・メイの美しさ!プロポーション抜群の上、画面に登場している間は常に全裸で、それがとても美しく撮れているのである。それだけでもぜひ観る価値があるというものだ。
ストーリーを話すとすぐネタバレになってしまうのであとは控えておくが、こういった映画が好きな人にはオススメである。
ちなみにDVDは無修正となっている。テレビで放映したときはモヤモヤがかかっていたが。
あとマチルダ・メイはCDも出している。もう売ってないけど。
1985年製作。「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督。

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ピッチャー交代の是非

あまり興味が無くて試合そのものは見ていないのだが、昨日の中日対日ハム戦の話題でテレビの朝番組もにぎやかだ。話題の中心は言うまでもなく9回のピッチャー交代。
あの場面で交代させるべきだったのか否か。8割方は、代えるべきでなかったという意見のようだ。
星野元監督「私なら続投させる」、野村監督「監督なら10人が10人とも続投」、森元監督「よくぞ決断した。代えて正解」、元中日選手の谷沢キャスター「落合監督は監督の器でない」など。
私はやはり続投させるべきだったと思う。中日の53年ぶりの優勝もそりゃあ大事かもしれないが、観客は何を見たかったか、お茶の間の視聴者は何に固唾を呑んで見守っていたかということを、プロ野球の監督ならばもっと考えるべきだろう。
アマチュアなら勝つということが最も大切である。勝って結果を残すことが重要で、誰が見ていようが見ていまいが関係ない。でもプロ野球は違う。料金をとってプレーを見せているのだから、観客の見たいものを見せるということをもっと考えないといけない。
昨日の場面では、パーフェクトが達成されるかどうかが中日ファン以外の人にとっても広く興味ある事柄で、中日の優勝は中日ファンだけに興味のある事柄だった。
近年の野球人気低迷を打ち破るため野球界全体で色々取り組んでいるようだが、こんなに注目を集める場面で観客を忘れ、自分らのことしか考えていないような行動をしていては、野球の人気を取り戻すことはまだまだ難しいのではないかと思う。

ラグのにおい

ホットカーペットカバーに使えるラグを買ってきたのだが、部屋に置いてしばらくすると化学系のにおいが充満して頭痛がしてきた。たまらず外に出して半日干したのだが、においは全然無くならない。これのひどいのがシックハウス症候群につながっていくんだろうなと思い、そうなってはたまらないから翌日返品して別の物を買い直した。今度のはそのまま使っていても大丈夫。
2つとも値段は変わらないし、品質も同じような感じである。でも使ってみると結果は全然違う。油断ならないというか困ってしまう。こういったにおいが気にならない人なら大丈夫なのかもしれないが、敏感な人だと体調を壊してしまうかもしれない。
返品したラグはその後も売られ続けているので、ひょっとすると私が過敏なのかも?とも思うが、実際頭痛や吐き気がして使っていられないのだからどうにもならない。
みなさんもお気をつけ下さい。

スリーピー・ホロウ

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ主演のゴシック・ホラー。
これは面白かった!そしてかなりヒットした。
全編に漂うただならぬ雰囲気、青味がかった美しい画面、ちょっとコメディータッチのジョニー・デップとこんなに可愛かったかな?というくらい魅力的なクリスティーナ・リッチ。
18世紀末にある村で首をちょん切られる事件が多発し、その解明のためにジョニー・デップが乗り込むところから話は始まる。その村には、さまよう首無し騎士の伝説があったのだ....。
あまり話してしまうとネタバレになってしまうので、以後は実際に見ていただくこととして、とにかくこれは自信を持ってオススメできる作品である。ホラーといってもスプラッター的なグロい表現は無いので安心して見れるし、どちらかというとロマンチックな映画なのだ。
ジョニー・デップは色々な作品で人気だが、クリティーナ・リッチも彼女の出演作の中ではこれが一番輝いていると言える出来映え。その他の出演者もなかなか豪華な顔ぶれで、しっかりとした演技で脇を固めている。
1999年製作。

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