眞子さんの駆け落ち婚が女性天皇の呼び水になるかもしれない

秋篠宮家の眞子さんは、ついにアメリカへ駆け落ちすることになりそうだ。これは本人たちもそうだが、それよりまず親が悪い。親である秋篠宮とその教育が悪いとしか言いようがない。そもそもずっと問題になっている金銭貸借に関することだって、婚約発表前にちゃんと身体検査すればわかるようなことだし、内々に処理することだってできたはずだ。それすらも怠っていたということである。

お兄さんである現天皇陛下は、天皇家に生まれた宿命を受け入れ、天皇としてあるべき姿を目指して努力してこられたと思う。片や弟である秋篠宮は昔から自由にやってきた。その結果がこれである。娘も自由にやるようになった。公的な立場であるという意識が少し欠けているのかもしれない。

上皇、上皇后両陛下が長年作り上げてきた国民に愛される皇室が、秋篠宮家のために崩壊の危機に瀕しているのだ。この責任は非常に大きい。皇族のご結婚を祝わない国民が祝う国民よりも多いなんていうことは、かつて無かったことである。

眞子さんは皇室を出ていく身だからまだいいとして、問題は次の天皇になるかもしれない悠仁親王である。秋篠宮家で自由に育った悠仁親王が、天皇としての資質を備えているのかどうか。姉2人の言動を見る限り非常に怪しい。

秋篠宮家の両姉妹、眞子、佳子内親王の自由なふるまいと比べ、皇族然とした天皇家の愛子内親王の存在が光る。本当は東大も可能な学力なのに、立場を考えて学習院に進んだということ。人柄も申し分ないらしい。

そうなると話は、女性天皇でもいいんじゃないかということになってくる。血筋ということを考えると、男系でなければいけないというのもわかるが、それは愛子天皇の次の話として考えればいい。女性天皇と女系天皇はまた別の話である。愛子天皇は男系の女性天皇ということになるのだ。

女系をよしとするかどうかの議論は、愛子天皇の次までに秋篠宮家をしっかり立て直して、悠仁親王にもし息子が生まれればの話だ。どっちにしろ将来悠仁親王に息子がいなければどうしようもない。男系を維持するには、70年以上も前に皇籍離脱した旧宮家の男系血筋から持ってくるしかなくなるのだし、それを国民が納得するのは難しい。

昔のように兄弟が5人、6人というのが珍しくない子沢山の時代ならまだしも、現代のように子供は1人、2人という時代では男系を維持するのは不可能に近い。大昔のように正妻の他に側室を持つというわけにもいかない。男系はもう限界なのだ。

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