4月から価格が総額表示になる

「198円+税」や「198円(税抜き)」など、こうした税抜価格表示は4月から違法になる。総額表示義務化されるからである。現在は店によって税抜価格表示のところと総額表示のところがあるが、今後は総額表示に統一されることになる。

これは何も今急に決まったことではなくて、何年も前から決まっていたことだが、2度の消費税率の引き上げがあったので、3月までは経過措置として税抜価格表示が認められていたのである。

税抜価格で表示している商品、店舗は、4月1日までにすべて総額表示に直さなければならない。今まで98円だったのが108円、198円が218円のようになる。

そうするとちょっと値段の雰囲気が変わってしまう。98円、198円で安さを演出していたのが台無しになってしまうのだ。2980円と安さを打ち出したスマホのプランも、3278円となるからビミョーな価格である。

切りの良い数字にしたり値ごろ感を保つためなどで、4月からは価格そのものを変更する商品も多いだろう。小売店などは3月末に忙しいことになりそうだ。

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