パスポートの強さというのはビザ(査証)なしで、パスポートだけで入国できる国がどれだけ多いかということである。パスポートは自分の国で発行する旅券だが、ビザは相手国の大使館で発行してもらう証明書だ。だからパスポートだけで入国できる国が多いということは、その国の信用度が高いということである。不安定な政府の国などは当然ながら信用度が低くなり、パスポートだけでは入国が許されない。
パスポートだけで入国できるといつでも思い立ったときに旅行できるけど、ビザが必要な国へはまず相手国の大使館に行ってビザを取得する必要がある。手間がかかるし、必ず発行されるとは限らない。パスポートだけで行くのに比べるとずいぶん面倒なのである。
日本や欧米諸国は信用度が高いので、概ね170カ国以上の国にパスポートだけで行くことができる。日本も強いパスポートなのである。
日本周辺の国では、韓国が166カ国、香港が152カ国、台湾が130カ国と比較的多い方だ。最近経済的に台頭し、鼻息の荒い中国はたった43カ国。北朝鮮の41カ国と大差ない。世界に対する信用度はまだまだ低いのだ。不透明な政治や、やっていることを見ればそれも仕方ない。
なお一番少ない国々は、アフガニスタン、イラク、ソマリア、パキスタンなどの戦闘地域である。