この3週間ほど映画ばかり見ていたせいか、新聞を読んでいてソーラーフロンティアがソフィア・ローレン（イタリアの大女優）に見えた。映画漬けで頭がおかしくなっている。４月は前半２本しか見ていないのに、後半は17本も見たのだ。映画頭になっても仕方ない。
4月までで60本の映画を見たから、年間にすると180本ペースである。このペースが続くとは限らないが、今までの最高記録161本を更新する可能性が出てきた。
ただ問題は内容で、たくさん見てもいい映画にはなかなか当たらない。最近は娯楽作に流れがちな自分も悪いのだが、それにしても内容が充実している作品が少ない。100本以上見ても、いい映画が少ないからその年のベストテンを作るのに四苦八苦するのだ。
二重丸をつけた映画は2010年を最後に１つもない。素晴らしいと思える映画に、もう3年も出会ってないのだ。この不作の状況はどうにかならないものか。映像はすごい。画面の美しさや効果は格段にレベルアップしているのだ。なのに内容が伴わない。
感動を覚える映画を久しぶりに見たいものだ。
