日経平均の大幅上昇はやや楽観的な気がする

今日は日経平均が300円余り上昇して14462円となった。昨夜発表のアメリカの新規失業保険申請件数が予想より少なく、ダウが188ドル上げたのと、為替が円安方向に振れたからだ。このまま上昇トレンドに入れば、予想通り14000円ラインで底をつけたことになる。

しかし日経平均にしろダウにしろ、新規失業保険申請件数が少なかったくらいでこんなに楽観的になっていいのだろうか。今夜はアメリカ経済の勢いを知る上でもっと重要な雇用統計の発表があるのだ。

もちろん新規失業保険申請件数が少ないということは、雇用者数が多いという予想につながるのだが、それにしても必ずそうなるとは限らない。てっきり、雇用統計が発表になるまでは様子見的な相場になるかなと思っていたのだけど。

今夜の発表次第では月曜に大幅下落ということも十分有り得るだけに、決して楽観視できないはずなのだがどうなのだろう。

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