「ノルウェイの森」の配役は

ノーベル文学賞の下馬評の高かった村上春樹だが、残念ながら受賞とはならなかった。そこで、今まで彼の作品は読んだことがなかったけど、「ノルウェイの森」を読んでみることにした。いざ読み始めてみると、これが結構面白い。もっと早く読めばよかった。

そういえば何年か前に映画化されたような気がする。調べてみると、松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子主演、トラン・アン・ユン監督で映画になっていた。この作品はトラン・アン・ユン監督と相性がいいと思う。

しかしこの配役がどうも今一つピンとこない。なんかこう、イメージに合わないのだ。映画を見ていないので断定はできないが、ワタナベトオルは西島秀俊の方がしっくりくる気がする。矛盾を抱えて生きているような雰囲気がうまく出せると思うのだ。

直子と菊地凛子というのは、もう全然結びつかない。イメージが全く違う感じがする。直子については意外と有村架純がいい線いくような気がする。ただ緑が難しい。水原希子ではないと思うが、かと言って他に誰も思いつかないのだ。もう何日も考えているが全然思いつかない。彼女は誰に演じさせたらいいのだろう?

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