今度は女子柔道で監督の暴力

女子柔道の15人の選手が園田代表監督の暴力をを告発した問題で、全日本柔道連盟が園田監督を留任した感覚がわからない。告発した選手の中にはロンドン五輪代表も含まれているのである。はっきり言って、選手と監督の信頼関係はもう無いことが明白である。このままでは今後、世界選手権やオリンピックなどの国際大会で勝つことは難しいと思われる。なぜなら、このままでは選手のモチベーションは上がらないからだ。選手の信頼を得られない監督を続投させても意味は無いのである。

日本オリンピック委員会(JOC)が全日本柔道連盟の調査を不十分として、選手からの聞き取りを行うよう全柔連に求めたことはまったく適切だ。この問題は、桜ノ宮高校のケースと似ている感じがする。あの高校の監督と園田監督は同じことをしているし、暴力をふるった監督に対する処分が甘い高校と全柔連も同じように見える。

恐らく今まであまり表に出てこなかっただけで、日本のスポーツ界にはこういった問題がまだまだ沢山隠れているような気がする。被害者はどんどん告発すべきだろう。そうしないと間違った指導法が改められないのだ。

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