ロジェ・バディム監督が妻であるジェーン・フォンダを主演に撮ったエロティックSFコメディー。
ジェーン・フォンダ扮するバーバレラが、破壊光線を作り上げたデュラン・デュラン博士をつかまえに敵の星に乗り込みナンセンスな事態が繰り広げられる、というのが大筋。冒頭の宇宙船内で宇宙服を脱ぎ捨てる場面が無重力ストリップとでもいうべきもので、ポップなオープニングテーマと相まってなかなかいけている。ただその後の展開が話としてはあまり面白いものではない。
特に内容のある映画でもないのだが、きれいな頃のジェーン・フォンダを見ているだけでも、ひまつぶしにはいいかなって気がする。きれいなのだ、ホントに。
ちなみにロック・バンドのデュラン・デュランの名前は、この映画のデュラン・デュラン博士からとったのである。
1968年製作。