映画ベスト10

もう20年以上映画ノートをつけていて、といっても題名、原題名、監督、俳優程度の簡単な物だが、その年のベスト10なんかも作っている。しかし昨年は二重丸をつけたくなるような映画がほとんどなくて、年末も焦って何本も観たのだがとうとう収穫無し。毎年作ってきたベスト10を作ることができなかった。本数だけは90本観たのだけど。本当ならこのブログでベスト10を発表したいところなんだが、こんなに不作な年は初めてだ。
最近根気が無くなってきて名作・大作をじっくり見るより、つい娯楽作に流れる傾向があるのが原因の1つかもしれない。それと最近の映画は技術や効果は素晴らしいのだが、ずっしりと手応えのある、心に残るものが少ない。映画製作の技術は素晴らしく進歩しているし、監督・俳優だって才能のある人が揃っているのにどうしてだろう。たまに当たる、感動を覚える映画は古い映画ばかり。なので毎年ベスト10を作ると古い映画が過半数ということになってしまう。
私はSFが好きなので、特にSFにがんばってもらいたいところである。進歩した映画技術とマッチするはずだし。

3件のコメント

  1. ソラリスいいですね。私はソラリスに作り出された船長の奥さんが、液体窒素みたいなのを飲んで自殺を図る場面が好きです。
    私のベストワンはエイリアンでしょうか。衝撃的でした。未だに色あせず、流れをくむ作品が作られているのもすごいことです。マトリックスもいいですね。新しい世界観を作り出したし、映像もとても良かった。

  2. 「ソラリス」では、船長が地球を出て、あっという間にソラリスの宇宙ステーションについてしまう。その映像が素っ気ないのにも関わらず、遠くの星へついたという感じを見事に表現していて、びっくりしたのを覚えています。
    「エイリアン」私にはホラーでもありました!

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