ゴルフの不思議

ゴルフのスコアを言うとき、なぜか10以下は英語で、11以上は日本語で言う。例えば8アンダーは「はちアンダー」とは言わず「エイトアンダー」と言うし、15アンダーは「フィフティーンアンダー」とは言わず、「じゅうごアンダー」と言う。

10アンダー(テンアンダー)までは英語なのに11アンダー(じゅういちアンダー)からは日本語になるのだ。確かに「フィフティーンアンダー」とか「シックスティーンアンダー」より「じゅうごアンダー」や「じゅうろくアンダー」の方が言いやすいが、それなら「ファイブアンダー」より「ごアンダー」の方が短くて言いやすいのではないかと思う。しかし「ごアンダー」とは言わない。

テンまではみんな知っているけど、イレブン以上は知らない人も多いからという説と、テンまでは言いやすいけど、イレブン以上は言いにくいからという説があるようだ。

短くて言いやすい「ごアンダー」より「ファイブアンダー」が採用されているし、もともとゴルフは英語圏の競技だから用語も基本は英語ということで、テンまではみんな知っているけど、イレブン以上は知らない人も多いからという説がどうやら正しそうだ。しかし13(サーティーン)以上は長くて言いにくいから、両方の説のハイブリッドなのかもしれない。

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