朝乃山の大関復帰の目はなさそう

朝乃山は5月場所から小結として三役に復帰したが、ケガにより初日から休場。来場所は平幕に落ちることになる。大関だった朝乃山は不祥事により1年間休場して番付を落とし、そこから幕内に復帰するのに1年くらいかかった。幕内で相撲をとるのには2年くらいブランクがあったことになる。

この2年のブランクは大きい。この間に幕内の顔ぶれは結構変わった。新たな大関も誕生しているし、有望な若手も育っている。大関候補は何人もいるのだ。

朝乃山自身もケガによる休場が増えたし、力の衰えが感じられる。大関時代の朝乃山は横綱候補の筆頭だと思われたけど、残念ながら今はもう大関復帰の目もないように思われる。世代交代は確実に進んでいるのだ。

あの不祥事がなかったらと思わずにはいられない。あのまま大関で相撲を取っていたら今も大関でいるか、あるいはひょっとすると横綱になっていたかもしれない。相撲界にとっても大きな損失だった。

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