笹生優花が2度目の全米女子オープン優勝!

笹生優花がメジャー大会である全米女子オープンで優勝した。この大会での優勝は2度目。日本人がメジャーで2勝するのは初めてである。前回の全米女子オープン優勝後にアメリカのLPGAツアーに転向して以来、ずっと優勝から遠ざかっていたから、今回の優勝は格別だったようである。

1度目は3年前で、その当時の優勝賞金は100万ドル(1億1000万円)だったが、今回の賞金は240万ドルに上がっていて、為替レートの変化もあって日本円で約3億7500万円と3倍以上になった。昨年の日本の賞金女王は山下美夢有で、年間の賞金額は2億1000万円くらいだったから、この大会だけで日本の賞金女王を大きく上回る。

今回はトップ10に日本人選手が5人も入っていて、2位には渋野日向子、6位に古江彩佳、9位に小祝さくら、竹田麗央という好成績だ。2位の渋野の賞金も130万ドル(約2億円)と高額で、6位の古江は約6000万円、9位の小祝と竹田は約4000万円と、日本ツアーのほとんどの優勝賞金額を遥かに上回る。

渋野はずっと不調で今季も予選落ちの方が多かったが、メジャーに強いところを示し、ランクも一気に上がった。人気は今も健在で、優勝は笹生だというのに大会直後は渋野のニュースの方が多かったくらいである。

6月20日からは全米女子プロゴルフ選手権、7月11日からはエビアン選手権、8月22日からは全英女子オープンとメジャー大会があと3つある。ここでもまた日本人選手の活躍が見られるかもしれない。楽しみになってきた。

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