テレビのリモコンを修理した

テレビ(日立製)を買ってまだ3年程度なのだが、リモコンのよく使うボタンが反応しなくなってきた。不便なのでネットでリモコンの価格を調べると3000円ほどである。すぐに購入しようかと思ったが、昔オーディオのリモコンを自分で修理したことを思い出して、今回もまず自分で直してみて、ダメだったら買うことにした。

早速リモコンを開けてみようとしたがどこにもネジが無い。どうやって開けるのかネットで検索するとyou tubeに開け方の動画があった。隙間にマイナスドライバーを差し込んでこじるしかないようである。しかし隙間といっても非常にピッタリ作ってあって、ほとんど隙間など無い状態なのだ。普通のマイナスドライバーではなく精密ドライバー等を使った方が良い。

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なんとかこじ開けてみると、基板にベタッとした汚れが付いている。ちょうど良く使うボタンの所だ。ボタン側のゴムも同様にベタベタして光ったようになっている。写真の基板の下の方の部分。確かオーディオのリモコンもこのような状態になっていた。導電性ゴムを使った感圧スイッチはこのようになりがちである。

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家庭用のアルコール除菌クリーナーをタオルにスプレーして、基板とボタン裏を拭く。ベタベタがとれたことを確認し、元のように組み立てて修理完了。テレビをつけて試してみると、今まで反応しなかったボタンもちゃんと反応する。これで買わずに済んだ。メデタシメデタシ。

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