愚か者は意固地なのだ

愚か者は意固地である。人の意見は聞き入れない。参考にしようとも思わない。ただ自分の狭い了見に閉じこもるのみ。愚か者と話をするのは疲れる。

愚弟がその愚か者で、話をすると損をした気分になることが多い。口をきかなければ良かったなと思うことばかりだ。愚か者の上に、口の聞き方も知らないような世間知らずなので、親ともよくケンカをしているようだし、職場でもなんだかいさかいがあるようである。意固地な人間はそういうことになってしまうのだ。

もういい年だから、意固地は直らない。こういうことは幼年時代に根気よく矯正しないと、大人になってからはもうどうにもならないのだ。あきらめて眺めているしかない。気の毒だけども。

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