今年の1月に日本を訪れた中国人観光客は昨年比10倍だそうだ。しかも4月には日本を訪れる外国人が急増し、旅行収支が大阪万博以来44年ぶりに黒字となった。旅行収支とは、外国人旅行者が日本で使ったお金から、日本人旅行者が海外で使ったお金を差し引いたものである。
以前にも指摘したが、国内では家電店から免税店へと業態変換を進めてきたラオックスとって、追い風が吹いてきたと言える。私はこの話題になるとついラオックスを思い出してしまうのだ。
アップルがコンピュータ中心で、iPhoneやiPodをまだ売っていなくてマイナーな存在だったときから、ラオックスとコジマはアップルのパソコンに力を入れていた。アップル製品に触れたり買ったりするのはいつもラオックスかコジマだったのだ。だから両店にはよく足を運んだし、20年来のアップルユーザーである私としては、どうしてもラオックスとコジマにシンパシーを感じてしまうのである。
奇しくもその後ラオックス、コジマ2社とも調子が悪くなって、ラオックスは中国の蘇寧電器の傘下となり、コジマはビックカメラの傘下となってしまったが、まだまだなんとかがんばっている。なので折にふれて動向が気になるのだ。またコジマは宇都宮市に本社がある地元企業だし、ラオックスも昔は小山駅ビルに小さいけど店舗があったりして身近な存在でもある。
コジマははビックカメラ傘下となった後業績が上向いているらしいし、ラオックスも外国人観光客が増えたことにより黒字基調となってきたそうだ。応援する者としては”やったね!”という気持ちである。このまま今年は業績大幅改善となってもらいたいものだ。