ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」

この曲が始まると私は動きを止められる。演奏が終わるまでつい聞き入ってしまうからだ。物悲しさ、寂寥感のある響き。このメロディーは私の心をとらえて離さない。
絵画で言えば印象派のようなラヴェル、ドビュッシーが好きである。特にこの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は大のお気に入りなのだ。
ピアノ独奏、オーケストラでの演奏、ヘイリー・ウエスターナの歌、仲宗根かほるのジャズ・ボーカル、・・・・。色々なパヴァーヌが私を愉しませてくれる。

白木蓮(ハクモクレン)

暖かくなってきて白木蓮もだいぶ開いてきた。いい香りがする。
もうしばらくすると桜がちらほら咲き始めるだろう。それが終わると今度はハナミズキが歩道を飾る。

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桜のような色合いの花だが枝振りや花の付き方が違う。何の花だろう?周辺にある本物の桜は、まだ全然咲いていない。

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雨のニューオリンズ

かっこいい題名に惹かれて「雨のニューオリンズ」を観る。監督はシドニー・ポラックで、主演はロバート・レッドフォード、ナタリー・ウッドというのも期待させる。しかしどうもこれはイマイチだった。
田舎町の壊れかかった家庭から脱出したいヒロインと、この町の支社に人員整理にやってきた調査員との恋を主軸とした話なのだが、ストーリー的にちょっと無理があるなあという感じ。エンディングも唐突である。ポラック監督初期の作品だから、まだ脚本の詰めが甘いのかもしれない。
原題は全然違っていて、邦題の方がずっとシャレている。この点だけは二重丸だ。
1965年作品。

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ユニクロは安いな~

昼間は20℃近く気温が上がって暖かかったが、夜はやはりまだ冷えるので暖房が必要である。来週はまた寒くなるようだし、春はもう少し先か。
ユニクロで靴下を買ってみる。無地のアースカラーのもの。週末のセールでなんと6足990円!普段でも4足990円のようだ。あんまり安いのでちょっと心配だが、ものは別に悪くなさそうである。
春に備えてジーンズも購入。通常3990円のものが2990円。これだけ安ければ、そりゃ繁盛しますな~。

豪邸とは?

テレビでお金持ちの豪邸というのをよく見たりするが、日本の豪邸は外国の豪邸に比べてなんともショボイ。すぐ脇に隣の家が見えたりするのを豪邸というのだろうか?外国の豪邸は広々とした敷地に大きな邸宅が建っていて、隣の家など金輪際見えないものだ。
日本は国土が狭く地価も高いから広い敷地はなかなか難しいというのもあるが、相続税が諸外国に比べて高過ぎるというのが、日本の豪邸がショボイ一番の要因だろう。個人で大きな資産を持つと、莫大な相続税を払わなくてはならないのだ。なので、広い敷地に大邸宅というものを代々維持するのはかなり難しい。相続税を払うために土地を切り売りするというのはよく聞く話だ。
かくして日本では個人の突出したお金持ちは少なく、会社がお金持ちになるのである。会社は経営者が代替わりしても相続税はとられないからだ。

アラビアンナイト

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の「アラビアンナイト」を観た。この監督の作品はグロかったり、わけがわからなかったりするのでちょっと心配だったが、映像もきれいだしなかなか面白かった。
この映画、一応芸術作品だからだろうけど、数カ所モヤモヤしているだけであとは性器がはっきり写り放題である。ポルノじゃないのでことさら女性器を露出しているわけではないが、男性器は表に出ているのでバンバン登場する。
主演の男たちはなんだかうすぼんやりしたような間抜けな感じで、女性たちは聡明に描かれている。これは、根源的にそういうことだと言いたいのだろうか?
昔読んだことのあるストーリーとは全然違うし、妙な展開をするけれど、それでもパゾリーニ版「アラビアンナイト」は謎めいた魅力的な映画であり、一見の価値ある作品と言えるだろう。1974年製作。
パゾリーニ監督の艶笑三部作の残り2つ「デカメロン」「カンタベリー物語」も見たいものだが、残念ながら見つからない。発売はしているのだが、レンタル店には全然置いていないのである。

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確定申告

国税庁のホームページで確定申告の書類が作れるので、毎年利用している。ホームページ上で作成して、印刷して送付するのだ。
今年は昨年までに比べて格段に使いやすくなった。以前はどう進んでよいのか非常にわかりづらかったが、今年はスラスラできる。
また昨年までは電子申告はウインドウズにしか対応していなかったが、今年からはマックOSにも対応した。電子申告なら印刷して送付という手間が無いので楽なのだが、住民基本台帳カードを入手して電子証明書を発行(要手数料)してもらわなければならないのと、ICカードリーダーを買わなければならないのが面倒だし出費もかかるのだ。
来年は思い切って電子申告にするか、今まで通り印刷して送付するか迷う所である。

ちょっとオーバーが良い?

先週の「ほんまでっかTV」を見ていたら、統計的に、血圧は180くらいまで死亡率は変わらない、コレステロールは250くらいが長生きで180以下だとガンにかかる率が圧倒的に高い、20歳の頃の体重より5kg太った方が長生きで5kgやせると早死にする、と科学者たちが言っていたのだが、本当かな?
ちょっと太り気味の方が統計的に長生きである、とは他の医者の著書でも読んだことがあるので、そういうものなのかなと思えるが、血圧とコレステロールはどうだろう。本当なら気にしすぎるのはよくないのかもしれない。

オリジナルよりカバー!?

最近エニグマの「Principles Of Lust」をよく聴いている。チャント風のコーラスと囁くような女性ボーカルがいい感じで、妙にはまっているのだ。
ケイト・ブッシュが歌う「ロケットマン」も毎日聴いていて、もとはエルトン・ジョンだと思うが、ケイト・ブッシュのカバーの方がいい雰囲気なのだ。
以前はどの曲もオリジナルの方が絶対いいという思い込みがあったが、最近はそうでもない。却ってカバーの方を良く聴いていたりする。クラウデッド・ハウスの「Don’t Dream It’s Over」だってシッスクペンス・ノ・ザ・リッチャーのカバーの方がいいし、大好きなフェイ・ウォンの「夢中人」だってクランベリーズの「ドリームス」のカバーだ。「レイニーブルー」も徳永英明のオリジナルより島谷ひとみが歌う方がずっといい。

自転車を使い始める

暖かかったので自転車で出動。冬の間のホコリを落とし、タイヤに空気を入れて、今シーズンの走り始め。徒歩に比べて格段に行動範囲が広がる。これがいいのか悪いのか。間違いなく出費が増える傾向となるのだ。
走りは快調だが、花粉による鼻水が止まらない。ポケットティッシュを3個使い果たして戻ることとなる。どうにかならんかな。
この間からテレビに興味がわいてきて、本屋に行き参考になりそうな本を探すがほとんど無い。ただ家電批評という雑誌で、4月からエコポイントの対象基準が変わるかもしれないということを知った。エコポイントは年末まで継続することになったのだが、今対象となっているテレビが4月以降も対象となるかどうかはわからないというのだ。といっても、今すぐ買えるわけじゃないのでどうしようもないのであるが。