昔は映画を見る際にはエンドロールまでちゃんと見ていた。映画館では明るくなってから席を立っていた。でも今はそんなものは見ない。映画制作が昔と違ってやたら分業体制になっていて、とにかくプロダクションやスタッフの数が多すぎるのだ。10分近いエンドロールなんて、バカバカしくて見ていられない。
昔の日本映画はエンドロールなんてほぼ無くて、本編が終わると「終」の字が大きく出てきてすぐ終了。洋画もせいぜい2,3分だった。それがだんだん長くなって、今やいつ終わるのかわからないくらい長いエンドロールになっている。あれは業界の都合で長々書いてあるだけなので、そんなものにお付き合いする義理はない。
映画はエンドロールが終わるまで見るべしとか、それが礼儀だとか言う人もいるが、バカバカしく長いエンドロールにしているのはあちらの勝手、あちらの都合であって視聴者には関係のないことだ。本編をしっかり見ることが重要なのであって、制作会社や制作陣の名前を隅々まで見る必要はない。
私は年に100本以上映画を見るので、最後までエンドロールを見ていたらそれだけで1000分くらいになってしまう。1000分といえば16時間以上だ。エンドロールだけで丸一日つぶすことになる。そんなアホらしくも時間のムダなことをするわけがない。冗長なエンドロールは映画界の悪癖である。amazonの社内会議では資料を1ページに収めることになっているらしいが、映画界もこれを見習ったらいいと思う。