一昨日の大相撲では横綱の大の里が勝って、満場の大歓声を浴びた。みんな大の里の白星を待っていた。連敗の大の里を心配していたのだ。
昨年肩を脱臼してからずっと不調で、前日までは休場をはさんで6連敗していた。今場所も初日から2連敗。表情もまったく冴えなかった。人気者の横綱だけに、観客だって毎日苦しい表情を見るのはつらいのだ。だから当の大の里もホッとしただろうが、観客もホッとした。大歓声はその現れなのだ。
ところがやれやれと安堵したのも束の間、翌日にはまた負けてしまった。すぐに引いてしまうという悪いクセが出たのだ。各方面から指摘されている大の里の引きグセ。引いたときには大体負ける。大の里は体格もあってパワーもあるのに、なぜすぐに引いてしまうのか。
一気に横綱まで駆け上がって、これはとんでもなく強い横綱になるのかと思ったら、大きな欠点が全然直らない。肩が治っても引きグセは直らないのだ。今場所も優勝の目はもうないだろう。去年までの強かった横綱はどこに行ってしまったのか。最近は金星を配給してばかりである。
